小池・小泉座劇場
「嫌われるのが政治」 小池の乱(ルポ迫真)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H9H_S6A800C1EA1000/「東京都知事選は自民党にとって残念な結果だった。4年後に迫った東京五輪・パラリンピックを成功させるため、今回、示された民意をかみしめながら取り組みたい」。8月1日、国会内で開いた自民党役員会。首相の安倍晋三(61)は淡々と語った。出席者は「こいけのこの字もなかった」と話す。そこには安倍と都知事に就任した小池百合子(64)との微妙な人間模様が透ける。
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初登庁し、執務室で席に着く小池都知事(2日、都庁)
首相周辺によると、安倍が小池への不信感を持つようになったきっかけの一つが、2012年の総裁選で小池が地方創生相の石破茂(59)を応援したことだとされている。さらに、07年の第1次安倍政権下で女性初の防衛相を務めた小池が、内閣改造で自身の再任を固辞し、安倍の意に逆らって退任を突然表明したことも一因とみられる。
真相は不明だが、今回の内閣改造で防衛相に稲田朋美(57)が内定したことについて、自民党国防族の中には「初代の女性防衛相の小池氏に当てつける意味があるのでは」とみる向きもある。
もっとも安倍は当初、都知事選には総務次官を退任した桜井俊(62)の擁立に積極的だったが、桜井が出馬を固辞すると「小池さんでもいい」と周囲に漏らしたとされる。知事選の選挙戦のさなかに夏休みを取り、知人らとゴルフを楽しんだ安倍。2年前の都知事選で前知事の舛添要一(67)の応援に駆けつけたのとは明らかに対照的だ。「首相は小池さんを一切批判していない。それは一つのメッセージだ」(首相周辺)という。
参院選から一夜明けた7月11日。小池は党本部に幹事長の谷垣禎一(71)を訪ね、都知事選出馬の意思を伝えたが、途中から選対委員長の茂木敏充(60)が加わると、茂木と激しい応酬となった。谷垣は終始、聞き役に回り、その場で小池を批判することはなかった。
そんな小池の理解者の一人である谷垣が知事選とほぼ時期を同じくしてケガで入院したのは、安倍にとっても大きな痛手だった。谷垣に代わって幹事長に急浮上したのが総務会長の二階俊博(77)だった。
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「幹事長をお願いできますか」。小池の当選が決まった7月31日、首相は二階に連絡した。二階と小池は新進党、自由党、保守党などでともに活動した仲だ。二階は8月2日の記者会見で「一定の冷却期間を置きながら関係改善を図るべきだというのが大勢だ」と小池との連携に意欲を見せた。政府筋は「首相は二階さんに小池さんとの関係を取り持つことにも期待している」と今回の人事の狙いを明かす。
首相の視線は20年の東京五輪にある。総裁任期は18年9月に切れるが、2年間延長して東京五輪を花道にするとの見方は絶えない。任期延長論者の一人である二階が「東京五輪の顔」となる小池との連携のカギを握る。安倍と小池がビジネスライクに徹して大人の対応をすれば、都政をめぐる混乱は避けられ、分裂選挙の余波は収まる。
むしろ元総務相の増田寛也(64)の擁立に強くこだわったのは官房長官の菅義偉(67)や、経済財政・再生相の石原伸晃(59)ら都連幹部との見方は多い。選挙戦では菅や都連幹部が連日、増田の応援に入った。小池とのしこりを引きずるようであれば、安倍政権ののど元に刺さったトゲになる可能性もある。
一方、小池は安倍政権との間合いに気を使っていることがうかがえる。7月6日の記者会見で「自民党は家族のようなすばらしい政党」と持ち上げ、最後まで安倍批判を口にすることはなかった。小池は「総裁と一人の党員という立場は変わらない」と周囲に漏らしており、3日に自ら首相官邸を訪れ、安倍と会談する予定だ。
元首相の細川護熙(78)、生活の党共同代表の小沢一郎(74)、元首相の小泉純一郎(74)……。小池がかつて仕えた政治家は大物ばかりだ。「政界渡り鳥」という振る舞いが「小池嫌い」の要因ともなった。
7月31日。当選確実の報に接した直後、古巣のテレビ東京の報道番組に出演した小池は、ジャーナリストの池上彰(65)から「それにしてもなんで、こんなに嫌われるんでしょうか」と問われると、一瞬、むっとした表情でこう答えた。「嫌われている、嫌われていないには興味がなくて、嫌われることをやることが政治に必要なことだと思っています」(敬称略)
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自民党分裂 都知事選「小池の乱」は安倍vs小泉の代理抗争(1)
https://news.nifty.com/article/domestic/government/jitsuwa-11211/
2016年07月12日 13時00分 週刊実話
自民党を分裂させる勢いの東京都知事選。候補者が誰に落ち着こうとも、その内幕はドロドロだ。「小池百合子の乱」を舞台に、水面下では安倍晋三首相と小泉純一郎元首相が激しく火花を散らしているという。
その裏事情を、小池氏の周辺関係者がこう言う。
「実は最初から、他の都連幹部や東京都選出の国会議員の多くは知名度と実績から小池擁立に賛成の意見が強かったんです。最初は国会議員を辞めてまで知事選に出馬することに懐疑的で、二の足を踏んでいたんです。しかし、それを説得して後押ししたのは、小池氏を大臣として長期にわたり重用した小泉氏。小泉氏本人も出馬を模索したが、最終的に小池氏に白羽の矢を立てた。そこで小池氏も、出馬の意思を固めたとされています」
しかし、それに待ったをかけたのが安倍官邸、さらに森喜朗元首相と石原伸晃都連会長、加えて都議会のドン、内田茂自民党都連幹事長らだったという。中でも知事候補選びに強い影響力を発揮する筆頭が、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森氏だ。
自民党都連関係者がこう明かす。
「森氏は、舛添前都知事の政治資金問題が火消し不可能になりつつあった5月末、石原氏や萩生田光一官房副長官など官邸関係者や、都連幹部らと会合を開いた。その席で“ポスト舛添”が話し合われ、小池氏の名前も浮上したのですが、即座に森氏が否定したんです。ボンボンの石原氏などは、なびくしかなかった」
森氏が大の小池嫌いであることは知られたところ。小池氏は森派時代、森氏の意向に何度も逆らい、それをいまだに根にもっていると言われる。
「森氏としては、五輪開催において東京都知事には自分のコントロールできる人物を置きたい。それは自民党都連幹部らも同じこと。一方の小池氏は、今でも何かと相談するのが小泉氏で、前回の都知事選では反原発、さらに反自民で安倍首相に盾を突いた。そのため安倍官邸も小池氏を苦々しく思っている。口うるさい小池氏より、利権に絡まず役人上がりで言うことを聞くポチが一番望ましいということで、一致したわけです」(自民党関係者)
かくして自民党のポスト舛添の筆頭に躍り出たのが、桜井俊前総務次官だった。
「桜井氏は菅官房長官が次官に据えたほど、安倍官邸とはツーカーの仲。嵐の櫻井翔の父親ということで、間接的にだが知名度もある。石原氏とも関係がよく自民党ベッタリで、都連としても異存はなかった」(別の自民党関係者)
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親族が応援でも除名…自民都連の通告文は憲法を完全無視
2016年07月14日 15時57分 日刊ゲンダイ「中国や北朝鮮みたい」「恐怖政治だ」――。14日告示された都知事選(31日投開票)で、増田寛也元総務相(64)を擁立した自民党都連が、党決定以外の候補を応援した場合に「除名」をほのめかす文書を党員に配っていた問題。さすが「自由」も「民主主義」も理解していない安倍独裁政権である。
文書は11日付。都連会長の石原伸晃経済再生担当相、幹事長の内田茂都議らの連名で、「都知事選挙における党紀の保持について」と題し、〈党公認、推薦候補者以外の者を応援してはならない〉とある。まあ、ここまでは仕方ないとしても、問題は次のくだりだ。
〈各級議員(親族等含む)が非推薦の候補を応援した場合は(略)除名等の処分の対象となります〉
これは仰天だ。この書面通りなら、親族に1人でも自民党員がいれば、一族郎党すべてが党紀に拘束されるということだ。憲法19条は「思想・良心の自由」を保障しているが、完全無視である。仮に小池百合子元防衛相(63)の応援に石原慎太郎元都知事が駆け付けたら、都連会長の伸晃だって処分されるし、小泉純一郎元首相が例の調子で「頑張れ」なんてエールを送ったら息子の進次郎はすぐに除名処分だ。
都連に確認すると、「(理屈上は)そうなります。ただ、党は今回だけでなく、以前から(こうした)文書を配布しています。それ以上の詳しいことは分かりません」と答えた。
前回の都知事選は、自民党が支援した舛添要一前知事の対立候補で出馬した細川護熙元首相を小泉は支援していたが、進次郎は除名処分になっていない。今回の都知事選だけ自民党が躍起になって締め上げているのは明らかだ。政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。
「政治の現場を長く取材してきましたが、自民党が今回のような通知を出したのは聞いたことがありません。国会の議決で党議拘束をかけるというならともかく、今回は首長選です。かなり異常な対応です。これは選挙後も火種になるでしょう」
都知事選が自民党「分裂」のきっかけになるかもしれない。
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石原伸晃氏、都知事選の敗北「責任者は谷垣幹事長」自身の進退には言及せず
http://www.huffingtonpost.jp/2016/08/02/nobuteru-ishihara-pass-the-buck_n_11301036.html?ncid=tweetlnkjphpmg00000001The Huffington Post | 執筆者: 吉川慧
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都知事選 小池百合子 自殺した都議の妻 小池氏応援で都議会のドンを批判する
https://youtu.be/euzxMhzWDgw~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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【猪瀬直樹】 都議を自◯に追い込んだ内田茂とは何者か? 猪瀬直樹が大暴露!!! 2016年8月2日
https://youtu.be/9vcsFK5lRQ8~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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都議連会長 石原伸晃 「強める小池非難」 石原慎太郎 「大年増の厚化粧」と罵倒
https://youtu.be/0XRdPd5UIWg~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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今日の小池知事と安倍総理と自民都連幹部は
https://youtu.be/pb-ToI4I3F0~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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増田ひろやさんを東京都知事に!
https://youtu.be/quxUTqzVOWU~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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小池百合子都知事が猪瀬元知事に指南役を要請!東京都連の闇を暴く戦いが始まる!
https://youtu.be/Jgf04UEqZlo~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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【中継録画】小池百合子氏が都庁に初登庁 就任会見
https://youtu.be/Sv3It3iZSOw
初登庁となった2日午前は、セレモニーで多くの職員に迎えられ議会への挨拶や職員への訓示を行った。午後は就任会見後に幹部らによる初庁議に臨む予定。
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